日々感じたことや考えたことを公開していきますが基本的には覚書。
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【2022.12.31 Saturday 】 author : スポンサードリンク
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今年4月、プレイステーション・ネットワークが攻撃を受け、過去最大規模で個人情報が流出したが、
どれほどの人がそんな事態を事前に想像しただろうか。
クレジットカード情報や住所氏名等、重要な情報を入れていない人も多くいるかもしれないが、
それは唯の安全策であって、漏洩の可能性を見据えた人はどれほどいただろうか。

ソニーのネットワークが攻撃されるという認識はあっただろうか。
想定していない状況が起こり得るのであれば、他の企業にだって言える。
ソニーは攻撃されたが、Googleは攻撃されないと、本当にそう言えるだろうか。
同じ脳で、この前までソニーを安全だと思っていたのに?


検索以外のGoogleのサービス、Google Apps を利用したくない理由のひとつに、それがある。
Gmail を信用する理由がない。(上記に加えて、メールは平文といって、暗号化されない通信だ。)
「便利」だとか「流行」などの安い理由に唆されて、重要な情報をGoogleに預けたくない。
もちろん、必要がなければ他の企業にだって預けたくない。


他には想像に難くない、「大企業の独占状態に対する反感」というものがあり、
まあMicrosoftへの批判と同じ種類だと思ってもらえば良いと思う。

乱暴に言えばこうだ。「何でもかんでもGoogleかよ。気持ち悪い。」

【2011.06.23 Thursday 22:16】 author : サンスベリア
| 覚書・IT | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
我々は何故「自粛」していたのか

東日本大震災・大水害および福島原発事故の発生から3ヶ月。
諸々と未だ収束がつかず、災禍の中で悩み苦しむ方々も多くいると聞いている。
解決していない以上、3ヶ月という区切りに意味は無い。ただ、大事なことを書いておきたい。


災害直後に全国を包んだ自粛ムード。その後は皆「いつ自粛をやめるか」の議論に腐心し、果ては自粛など無意味だという意見も強く支持された。
では、「自粛」とは何だったのか。
我々は何故自粛していたのか。

「自粛」は、「日にち薬」である。

被災地の皆様の傷はあまりに深く、何の言葉も届かなかった。外野が何を言おうと、何に感動しようと、
何を捧げようと、当事者はそれらを受け入れることができなかった。
外野とて平気ではなかった。実際に被害を受けていない我々も――公言することではないが――確かに傷ついた。
そして何もできない我が身を悔やみ、責めた。日常の自分を、理性ではなく、その傷口が許さなかった。

双方ともに傷ついた状態で、それを癒す薬は他になかった。すなわち「日にち薬」が必要だった。
そのために、何も騒がず、当たり障りなく、ただ時間が過ぎてくれるのを待つ。それが自粛。
私はそう考えている。
こんなときに「必要だから自粛する」などと考えられるほど、人間は理性的にできていないのだ。
「人は皆理性的であれ」と主張する私が言うのも妙だけれど。


だから、自粛自体は間違っていないし、自粛をやめられる状態はきっと悪くない。
「3ヶ月」が十分な量だという意味ではないが、「日にち」しか役に立たないことがある。


追記。
以上の内容は私の発見したものではなく、エステーのCM動画から学んだこと。
お時間があれば是非とも見てほしい。いささか前の話になるが。

【2011.06.11 Saturday 23:28】 author : サンスベリア
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