・経済学・経営学で考える効果
ネットワーク効果:ネットワーク型のサービスで、加入者が増えると個人の便益が増える効果
バンドワゴン効果:多数派に従うことで個人の便益が増える効果
スピルオーバー効果:公共資本を整備すると多くの者が便益を得る効果
シナジー効果:組み合わせによる相乗効果
・古くはパソコン通信、そしてインターネットへ。
電話回線という既存の設備が普及に寄与。
「インター」とは「相互・際」という意味。
(インターナショナル=国際、インカレ=インターカレッジ=大学同士の(大会)、複数の学問が関わる=学際的=Interdisciplinary)
「インター」「ネット」=ネットワークが相互に折り重なったもの。
いわゆるインターネット、WWW(WorldWideWeb)は、(Web=クモの巣)
世界規模で、Hypertextによってリンクされたページ(ファイル)群とサーバー群が形成するもの。
・誰でも簡単にホームページ
ホームページビルダーによって「誰でも簡単に」が謳われたのは、90年代後半からのように思う。
その結果、ごく個人的な「ホームページ」が粗製乱造された。
・匿名掲示板
誰でも簡単に意見を言える場所と認識が確立。ネットへ参加する積極性に寄与。
上記の効果で利用者が増加。
・誰でも簡単にBlog
誰でも簡単に自分の日記を公開でき、それがオシャレな風潮。
・続きはウェブで ○○で検索
利用者に何かをさせる・負担をかける宣伝は誤りだと思うが、流行してしまっている。
検索エンジンの重要性。
・SNS mixi
信頼を売りに閉じられたネットワークを独自に構築。
上記の効果で利用者が増加。
長々と記述したが、何が言いたいのかというと、SNSは不合理だということ。
既存のネットワークから隔離したネットワークでは利益が少ない。
既存のネットワークを利用しない手はない。特に今、検索エンジンの重要性が高い。
しかし、mixi内のページは検索結果に反映されない。
誰でも簡単に・匿名で、というものの危険性――正確にはそれによって露見しやすくなる人間の危険性が認識され、
信頼を売りにすると、今度は効果的ではなくなる。
さらに数年前ならいざ知らず、mixiは今や簡単に入れる状態で、効果を狙った業者も増え、信頼も薄れている。
mixiに書いたことは、mixi上には存在するが、外のネットワーク上には存在していない。
だから私はブログを始めた。
有益だと思える考察をネット上に公開するために。
特に、mixiに書いたことをここでもう一度公開し、mixi内の該当文章を削除するために。
その結果があまりにも価値の無い内容なら、「偉そうなことを言えど数多あるどうでもいいブログと同じだ」と思ってもらって構わない。
泥舟から降りると、ちゃんと伝わりましたか?