代謝=入れ替わり程度のイメージでいい。
エネルギーの入れ替わり、摂取・蓄積したものをどう消費するか。
意識して欲しいのは、動物は皆太るために食べているということ。
味わいは副作用のようなもの。
主目的はエネルギーの摂取であり、それを蓄積すること。
太ることは不自然なことではない。問題は蓄積したエネルギーをどう消費するかという点。
・基礎代謝
筋肉の基礎的な代謝のこと。
筋肉が毎日必要とするエネルギーがある。筋肉がつけばその量も増える。
筋肉トレーニングが有効なのはこの意味。
また、部分痩せ(特定部位の脂肪体積の減少)をすることはあまりないが、弛んでいた筋肉が引き締まる程度には、その部位は引き締まる。
なお筋肉トレーニングに関しては、腹筋では腰、スクワットやランニングでは膝に負担がかかりやすいので注意。
・エネルギー代謝
エネルギーの摂取・蓄積・消費のこと。その循環率を高める。
摂取量を減らすと吸収率が上がることは以前述べたが、吸収率は上がっていい。
よく吸収しよく消費することが、自然で効率的な体である。
習慣で身につけた循環率が高い体であれば、たまにはたくさん食べても問題ない。
食事制限のみのダイエットのリバウンドとは異なる。
炭水化物、脂質、たんぱく質は1gでそれぞれ、4,9,4kcalの熱量になる。
1キロ痩せるには、脂肪を燃やすとして9000kcalの運動が必要。
クロールで8時間ほど泳ぐ計算になる。
一度にするには無理。だから習慣づける必要がある。
今回の方法:「運動の習慣化」
1.筋トレ(腕立て、腹筋、背筋など)
初めは一日に5〜10回程度でも、1,2回でもいい。
ただし継続すること。最低でも2日に1回。
回数を増やす場合はセットに分け、事後はストレッチすること。
2.有酸素運動
筋トレは無酸素で速筋を鍛える、基礎代謝を上げるための運動。
対して酸素と遅筋を使って脂肪を燃焼させるのがこちら。
有酸素運動や遅筋と言われてもピンとこず選択的にできないのが普通だが、30分以上かけた運動のことと思っていい。
散歩でもジョギングでも1駅歩くでもいい。
行動記録を見て、継続できる程度に入れられそうな所にちりばめる。
運動自体は楽なものでいい。体内のエネルギーを消費する習慣をつけるのが目的。
両方を継続的に行うこと。
おまけ。その他いろいろ。
・3つを通したテーマは「習慣」
・最近実行者が増えてきた「低炭水化物ダイエット」は個人的には反対。
人体に不自然。デメリットに関しては各自調べて欲しい。
・脂肪を包み込み吸収させなくさせる薬は生命への冒涜。
・ブロック法という方法があり、炭水化物:脂質:たんぱく質の摂取量を4:3:3にすると効率的に脂肪が燃焼するそうだが、管理が大変そう。
・日本食が見直されている。
・よく噛むといい。顎にも脳にも胃腸にもいい。
この記事は3章構成の3つ目です。
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